Love Situation

何回か前のエントリーでTIMEが自分の中でイマイチアルバムだ的なコメントをしたのですが訂正します。



好きになりました。。。ぺこり。



何故好きになったかと言うと理由は大変シンプルでコンサートDVDを見たからです。
コンDVDを見るまでは正直TIMEにはあまり深く入っていけませんでした。


ファンになったのが最近なので過去のアルバムは全てオンタイムでは聞いていないので私にとってはTIMEもARASHICもある意味平等に聞けるんですよね。
その時その時の嵐の人気なり状況だったり、はたまた自分の状況も全く関係なくFAIRに過去のアルバムを聞いてます。
その上でTIMEの曲はどこかどの曲も一歩足りないよ、という感じのものが多かったんです。(シングル曲は除く)
でもコンサートDVDを見て曲の良さが見えてきてアルバム自体も好きになりました。



でもですねーこれはやっぱりアルバム自体の力はイマイチ無いという私の評価を覆してはいません。
ARASHICやHow'sはコンサートを見てないけど(How'sはコンサートを見る前の時点で大好きでした)アルバムとしての完成度はとても高いと思うし。
コンサートのパフォーマンス力を得てやっと合格点といった所です。私の中では。


いきなりの辛口スタートではありますがそんなTIMEの中でコンサートを見て大好きになったのがLove Situation。
コンDVDのLove Situationは本当に素晴らしい!!!!


高さの違う二台のムービングステージを使った演出。
3と2に分かれて踊りを交互に踊る演出。
ダンスの振りも3人の部分、2人の部分とそれぞれ違った踊りでそこから5人になって展開していく素晴らしい演出。
これは演出賞です。


これを見てから曲自体もとても好きになりCDを何度も聞く様になりました。


この曲、中盤のソロのパート分けが抜群です。



まず、ニノさん。
「言い出せなくても構わないなんて 恋する力にかなわないんじゃない」
出だしはやっぱりあなたでしょうよ。
嵐の歌唱力でバイオリン2を担当するあなたはソロ出だしに本当にぴったり。
安心して聞ける。
しかもコミックな感じとかキュートな感じを歌に表情として出せるからこのフレーズがとてもよく合っていると思う。
大野さんは意外と歌ではキュート感ゼロだからねー。



そして大野さんへバトンをつなぎます。
「その目を心に向ければ そうそれが二人の近道だから」
やっぱり高音はあなたでしょうとも。
まぁ大野さんの真骨頂なフレーズと言いません。
でもこの5フレーズなら高音への展開があるこのフレーズが一番彼にぴったりでしょうとも。



そして翔くん。
「素直な自分をさらけ出し 愛する事を諦めない」
翔くんはこのくらいのキーが一番いいね。
やっぱり高音は辛そうだからねー。
でも5人の中の真ん中の落ち着いた所を、ニノ智と高音が続いた後を、翔くんの低音ボイスで繋ぐって感じでしょうか。



で、相葉ちゃんが笑顔満開的な感じで潤王子に繋ぐと。
「始まっていくその夢に 少しづつ。。。」
これがもしねニノ→智→相葉→翔だったら
最初の3人でキャンキャン過ぎだと思う。
やっぱり一回翔くんんで落ち着いて、で相葉ちゃんはそのキュートさで行けばよし!みたいな。。。。


そして大トリはこの方。どS番長ですよ。えぇえぇ。
「近づきたい」と。
これねーーーもう本当にこれは潤くんにしか出来ない。
潤くんはこれが出来るから嵐の中で絶対的な彼の役割があるんだよね。
ニノもできるかもしれないけどニノよりも潤くん。
ニノは演技っぽい感じが出そう。
絶対上手くやると思うんだけどでもここは心の底からのマジ感がほしいじゃないですか。
もはや歌じゃなくてウィスパーだし。
潤くんだよ。これは。



というわけで
安定ボーカルの二宮で始まり
高音の智さんで盛り上がり
安定の翔君
キュート相葉ちゃんが繋いで
かっこつけてきまっちゃうかっこいいど真ん中潤くんのウィスパーでシメル
という素晴らしい形が出来ているんですなー。


ここの中盤ソロのパート割りが素晴らしすぎてここばっかり聞いてしまいます。
しかもこの中盤ソロはダブルと言って二つの声を重ねているのがまたちょっと深みがある音になっていて聞き応えがある。



なんか王道の恋愛歌詞もなかなかいいんではないでしょうか。
デビュー直後とかでもなく2007年にこのキュートな歌を歌えちゃうのは嵐だからでしょうなー。
でもシングルになれる程の強さはないと思うし
アルバムの中でしっかりポジションを作るタイプの曲なんだろうねー。